2018年9月10日
株式会社メディカルインキュベータジャパン
代表取締役社長 桂 淳

サンバイオ社と資本業務提携に合意
再生細胞薬SB623の適正使用・普及の加速化を支援


株式会社メディカルインキュベータジャパン(代表者:桂淳、本社:東京都港区。以下「MIJ」)は、サンバイオ株式会社(代表者:森敬太、本社:東京都中央区。以下「サンバイオ」)の再生細胞薬SB623の適正使用・普及に向けて、サンバイオと資本業務提携を締結することで合意しました。MIJは、自らが無限責任組合員を務めるケアネット・イノベーション投資事業有限責任組合(以下「CNI」)を通じサンバイオ株を取得するとともに、本年5月に設立した医薬品・医療機器の事業化支援を請負うコンソーシアム(以下「SSIコンソーシアム」)と連携して、再生医療の期待の新薬候補の上市前後において適正使用・普及の加速化の支援を強力に推進していきます。

SB623とは:
平成13年に創薬ベンチャーとして創業したサンバイオが、慢性期脳梗塞や外傷性脳損傷などの中枢神経系疾患の治療を目的として開発中の再生細胞薬です。SB623の慢性期脳梗塞プログラムでは、米国においてフェーズ2b臨床試験を実施しており、外傷性脳損傷プログラムでは、日米にて同社単独でフェーズ2臨床試験を実施しています。日本の外傷性脳損傷プログラムでは、早期承認制度を活用し、平成32年1月期(平成31年2月~平成32年1月)での承認申請を目指している期待の新薬候補です。

今回の資本業務提携の目的:
MIJは、ヘルスケアの領域において、革新的な技術を有する医薬品、医療機器、デジタルヘルスなどのベンチャーに対し、投資を通じた資金援助と、開発・マーケティング支援業務を通じた事業の加速化支援を行うことを目的として本年5月に設立されました。事業の実行にあたり、医療情報ベンチャーの株式会社ケアネット、ハンズオン型新興企業ファンド「TARO Ventures」、ゲノム編集ベンチャーのEdiGENEなどに出資しているCNIの無限責任組合員となり、ファンドの運営に着手し、投資事業の準備を整えました。また、株式会社ケアネット、株式会社アスクレップ、株式会社医薬情報ネット、株式会社ゴールデン・チャイルド、株式会社マクロミルケアネットらと提携し、医薬品・医療機器の開発から販売までの支援業務をワンストップで提供できるSSIコンソーシアムを設立し、有望な新製品を開発する企業へのトータル支援プラットフォームを整えました。今回のサンバイオとの資本業務提携は、こうした準備を経ての、MIJの本格インキュベーター案件の第1号になります。

今後の展望:
MIJはSSIコンソーシアムと連携し、まずは再生細胞薬SB623の開発支援業務から開始します。今回、同コンソーシアムのメンバー企業である株式会社ケアネットも同時にサンバイオと資本業務提携を結ぶことになっており、MIJはケアネットと特に緊密な協力関係の下、ケアネットが有する14万人を超える医師ネットワークや教育コンテンツ提供能力などの事業資産を最大限に活用し、新たな開発・適正使用・普及のためのソリューションを開発し、提供します。

MIJは、現在、国内外において投資案件を発掘する専門性の高いネットワークの構築を進めています。来年に向けて新たな投資ファンドの設立も視野に入れており、第2、第3のサンバイオ案件の成立を目指します。

以上